院長ブログ

新型コロナウイルス抗体検査の効果

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニックです。

今日は、新型コロナウイルス検査についてお話します

PCR検査と抗体検査

コロナウイルス検査ではよくPCR検査が使われています。

PCR検査は、喉の奥にいるコロナウイルスを直接検出するもので(正確には遺伝子検査ですが・・)、

感染初期から検出可能です。

一方で、抗体検査とはウイルスと戦うために作られた兵隊(抗体)を血液検査から調べるものです。

抗体が十分に検出されるまでには約2週間ほどかかるため、現在コロナウイルスに罹患しているか?というよりも、過去コロナウイルスに罹患したことがあるか?を調べる際に有用と言えます。

抗体を持っていれば絶対に安全といえるのか?

よく間違われやすいのが、ココです。抗体を持っていればもう新型コロナウイルスにかからないという考えです。もちろん、抗体を持っているということはすなわち免疫を備えている、とも考えられますので、新型コロナウイルスにかかりにくい、とは言えそうです。

しかしながら、抗体を持っていても感染のリスクはゼロにはなりませんし、検査精度も100%ではありません。どんな検査でも限界はあるのです。

これを踏まえて、検査の限界を知った上で抗体検査を受けるのは意味があるものと考えられます。

 

すぎおかクリニックには、心臓血管病、弁膜症、心不全のかたはもちろん、糖尿病のかた、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め県外からも多くの方に来院頂いています。初診のかたには、オンライン診療も行っています。

 

 

 

 

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